第3章 先輩の好きな人…
校外学習から一週間。
それなりに充実した日を送っていた。
部活では新人戦に出て、私たちのチームは
優勝までは届かなかったけれど、みんなの頑張りがあり
準優勝することができた。
男子も同じく準優勝で、集会の時に表彰された。
ある日の放課後。
「ふみ、今日部活ない日だから一緒に帰ろー!」
ふみ「ごめん、委員会の集まりが!先に帰ってー!」
「そか、わかった!あれ?架純はー?」
ふみ「架純、補習だって!先生に呼ばれて行っちゃった!
に伝えといてって言われたよ!」
「ふーん。了解!また来週ねー!」
ふみ「うん。お疲れー!」
ふみに手を振って、私は教室を出た。
いつも何気なく架純と帰ってたから、
1人になると何だか寂しい。