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第4章 フラグと新たなルール


太郎視点

『んで、どこ回る?』

「さあー?先輩に任せますよ?」

『じゃあ、あそこの休憩室に行こうか』

「あー、はい」

こうして俺らは休憩室を探して居たが

特にこれと言って手掛かりは無かった

『別の所行こうか?』

「そうっすね」

俺らが部屋から出ようとした瞬間

「…うぁぁぁぁ!!」

何やら一翔らしい叫び声が聞こえた

もしかしたら、襲われている!?

そう思いすぐに声のする方に向かった

ただひたすら走っていると、琉亜君が誰かと衝突した

「痛ったいなー!!」

ぶつかった相手は何と、一翔だった

でも、そこには本来一緒に行動してるはずの

青蘭ちゃんが居なかった

俺は一翔に思い切って聞いた

『あれ?一翔じゃないか?青蘭ちゃんは?一緒じゃないのか?』

すると一翔は震えた声で言った

「青蘭の後に鬼が居た……それで俺、怖くて逃げて来ちゃった……」

もし、青蘭ちゃんが死んでたらどうしよう……そう思いファン的な感じで怒ってしまった

『何だと!!何故一人にしたんだよ!!ちゃんと相手の事を責任持って守れよ!!』

「ごめん……」

余りにも泣きそうだった

少し怒り過ぎたかな?

後で謝るとして俺は青蘭ちゃんの居場所を聞いた

『それで、青蘭ちゃんはどこに?』

「多分、資料室……」

俺は居場所を聞くとそこに向かった
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