第3章 何かしらの手掛かり
「でも、太郎君……これからどうするの?」
『まずは、あの鬼に見つからないように、仲間と合流する事だ!』
「そうだね……」
『さっき、あっちに行ったから……こっちに行くとするか!』
「うん!」
そう言って歩き出した
するとしばらくして、青蘭ちゃんが言った
「ねえ、ここって何をしてたんだろうね……」
『さあ……でも見た目的には、実験じゃない?』
「どうしてそう思うの?」
『だって、あそこを見れば分かるんだけどね、あれは多分手術台だと思う、そこに血の後があるし、増しては床に転がってる骨……明らかに人間の骨だ』
「へー!太郎君って詳しいのね!」
『い、いや……こんなの俺の世界では常識だから……』
「そうなの??」
『うん……』
こんなのは、俺の世界じゃ……中学生で習う事だ……
少しぼけーとしてると青蘭ちゃんが心配そうに覗きこんでいた
「太郎君……大丈夫??」
『えっ、あ、うん!大丈夫だよ!とにかく他の人を探そう!』
「そうだね!」
すると近くに、篠原先輩と、一翔が居た
『篠原先輩、一翔君!』
「ゲッ……よ、よう!無事で良かった」
「二人とも怪我は無いかしら?」
『はい!大丈夫です!』
「じゃあ、残りの室腰君と四葉君を探しましょ!」
『はい!』
そして俺らはまた歩いた