第1章 物語は突然に
5月15日 9時20分
カタカタカタカタ
今日も俺はネットをやる
「太郎ー?いい加減部屋から出てきなさい!」
相変わらずうっせえババァだ
もう、俺の事なんてほっといてくれ!
そうして俺はいつもの通りネットで遊んでいた
思えば、去年の夏
精神的に追いやられ会社を辞めた
本当に日本はどうしてこんなに腐っているのだろうか?
まあ、それが原因で俺は今、引きこもりのニートとなっている
そろそろ仕事を探さないといけないのは分かって居るが
なかなか行動に移せない
まあ、現実はほっといて俺は二次元に浸る
そして、最近ハマってるゲームを開いた
その名前は【computer game】
まあ、名前の通りネットゲームだ
しかし、これは、謎解きホラーゲームであり
大層難しいゲームである
増しては、脳を使わないといけないのが難点だ
そして、すぐに解けないと死んでしまう
俺も何回もゲームオーバーになった
しかし、それが辞められなくなる理由
ゲームオーバーするからこそ遣り甲斐がある
それで何回もやっている
そして、何とも良いのは
主人公の青蘭ちゃん!
とても頭が切れていて素晴らしいし!何としても胸がデカイところに目が行く
『あー青蘭ちゃんに会いたいなー!』
そう投げやりに言うと一人のおじさんの声がした
「その願い叶えてやろう……」
『だ、誰だ!?』
「私は神様じゃ」
『神!?』
「そうじゃ、お主をその青蘭ちゃんと言う奴の所に連れて行ってしんぜよう」
『気持ちだけ受け取っとくよ……どうせ行けないのは知ってるから……行けたらとっくのとうに行ってるよ……』
「ぬぬ!?お主……私の魔法を信じないのかね?」
『だって本当の事だし……』
「まあ、良い……目を少し瞑れ」
俺は嘘だと思いつつも目を閉じた
その瞬間俺は眠気に襲われて寝てしまった