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【黒子のバスケ】紅いRouge【裏◆R18】

第4章 【黄瀬涼太】記念日





「これ以上はさせねぇっスよ……今度は俺の番……っ」



それから「口でイってもいいけど……やっぱりっちのナカじゃなきゃ嫌っスわ……」とも言った涼太くんによって、いきなり体勢を入れ替えられてしまった私は今下にいる。


奉仕している最中も私の大事な部分は蜜を出していたようで、涼太くんが指を動かすたびに濡れた音が部屋に響く。



「なんで顔隠してんスか、見せて……?」

「だって私っ……恥ずかし……っ」

「いいじゃないっスか……いっぱい濡れてた方がこの後気持ちいいっスよ……?」



そうだ、まだ最後が残ってた。

私……奥まで持ってこられると気がおかしくなる。
感じすぎて声を沢山出しちゃう。

だからナカに挿れる行為が1番恥ずかしい。



「いい……?っち……」

「あ……えっと……」

「って聞いてももう我慢出来ねぇっスわ……っ」

「んぁぁっ!」



そう恥ずかしいから、私は直ぐに頷くことが出来なかったんだけど……その間にもう準備が整ってしまった。

まだ動いていないのに……涼太くんに圧迫されているだけで小さく声が出てしまう。


繋がっている中で自分だけ喘ぐなんて嫌だ。
だから私はなるべく我慢をする。



「んんっ!」

「いいんスよ声出して……」

「でも涼太くん動いてない……っ」

「まあそうっスけど……抑えられるとちょっとムッとするんスよね」

「ど……どうして……?」

「だって俺は……」



〝聞きたいから〟



そう耳元で言うのは反則。溶けてなくなってしまいそう。

おかげで身体の力みが解け、彼が動き始めた時に私は大きく声を出してしまった。


始まってしまったらもう我慢なんて出来ない。
自分の口から次々と息が漏れる。



「はぁっ……あぁっ!」

「いいっ……はぁ……っちもっと締めて……っ」

「ふぁ……んんっ……!」



でもどうしてだろう。
いくら羞恥心を抱いても……大好きな人とこうして一つになるだけで幸せを感じる。


肌を重ねる事で気持ちを確かめ合い、そして想いを膨らませると言ったりするけど……



「涼太ぁっ……」

「ん……?どうしたんスかっ……」

「大好きっ……大好きだよ……っ」



本当なんだなと改めて思った。



終わり
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