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【黒子のバスケ】紅いRouge【裏◆R18】

第3章 【青峰大輝】変わらない想い


おまけ◆青峰side



「ふふんっ」

「んだよ気持ち悪りぃな」



行為後、寄り添いながら横になっているといきなりがニヤつき始めた。
ずっと目尻を下げながら腕にくっついてくる。


頭イカれたんじゃねーのか?とか思う俺はを腕から引き剥がし、そして背中を向けた。



「ちょっと大輝!」

「キモいから近寄んな」

「酷いよ何それ!人が幸せを噛み締めてるのに!」

「あ?幸せ?」

「だって大輝と一緒にいるんだもん、今」



視線を後ろに戻せば照れ笑いをしている彼女がすぐ近くにいる。


ああ……こういうことか、幸せって……。


と、ガラにもなく同じように幸せを感じた俺はまたそっぽを向いた。

「ねえ!」と揺さぶってくるを無視してする事は……



(やべ巨乳……あーまた勃ちそー……)



己の性欲と戦い、そして顔に集まった熱を冷ますことだった。



「大輝ってば!」

「っせーな聞こえてるっつーの」

「こっち向いてよ」

「向かねーよ」

「向いてよ!」

「あーねみー」

「もう!」



けど夜遅いというのもあるし、何より幸福感でいっぱいで眠気がドッと押し寄せてくる。

ベッドからは大好きな女の香りが漂い、そして実際に後ろにいるとなるともう意識を保てない。


安心できるんだ、といると。

だからいつも以上に眠くてたまらない。



「Zzzz……」

「え、寝たの?」

「Zzzzz……」

「もう……ふふっ」



「おやすみ」と言って頬にキスをしてくれたもまた、俺の背中に身を寄せて瞼を閉じた。

そんな事知らない俺は無意識に身体を彼女の方に向けて……



「……」



優しく抱きしめた。




◆終わり◆
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