• テキストサイズ

愛と勘違いした末路

第3章 後処理



「ねえ」

そっと語りかけた。

「もしも妊娠したらどうする?」

『んー、連絡とらなくなる』

「えっ…」

『嘘だよ。まぁしないから大丈夫だよ』

「ならしたら困らないように付き合おうか」

一瞬にして凍りついた空気。

私の心臓の音が外に聞こえそうなほどの静寂。

彼の言葉を吐く前兆で短くとも長い静寂は破られた。

『いや、付き合わないし』

笑ながら、そう言ってるけど目が笑ってない。

そして目を合わせてくれない。
/ 39ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp