• テキストサイズ

愛と勘違いした末路

第3章 後処理



一度吐き出せば後からポンポン、

リズム良く言葉が出てくる。

「なんで付き合いたくないの?都合のいい関係からの昇格はないの?」

都合のいい関係

これが精一杯の関係表明。

『いや、セフレにそれ以上もそれ以前もないでしょ?セフレはセフレ。彼女でもなんでもない』

突き刺さるお言葉が彼の口からは難なく吐き出された。

その言葉を紡ぐセリフを探すが一向に見つからない。

故にわざとらしい鼻笑いをすることしかできない。
/ 39ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp