第4章 カップル成立
〜♪
電話の音で朝、目が覚めた。ディスプレイを確認せずに急いで電話をでた
「はい。櫻庭です」
『ごめん、寝てた?』
電話の相手は翔くんだった
「休みなんだから寝させてよ」
翔
『ごめんごめん。昴の声が聞きたくなってさ。まさかこの時間まで寝てるとは思わないじゃん?』
そう言われて時計を見ると12時だった
「こんな遅くまで寝たの久しぶりかも」
翔
『寝起きでも声が聞けて良かった』
「…私も起きて最初に聞く声が翔くんで、良かった」
翔
『可愛いこと言ってくれるなぁ。あ、メンバーに昴のこと話していい?』
「嵐のメンバーさんでしょ?ダメって言ってもそのうち言いそうだし、隠しごとしたくないだろうから良いよ」
翔
『ありがと。………ょ』
「ん?最後何か言った?」
翔
『何でもない!!じゃあまたね』
そう言って電話がきれた。翔くん、最後なんて言ったんだろう?…ま、いっか。そこまで大切なことではないだろう