第3章 事件発生
コンコン
翔
「櫻井です」
ジャニ
「どうぞ」
翔
「失礼します」
俺は社長室に入る。やっぱりいつも社長室に入るときは緊張する
ジャニ
「なんで呼ばれたか分かるか?」
翔
「それは…写真ですよね。きっと」
こう言いながらも写真じゃないことを祈っている俺
ジャニ
「そう、写真なんだよ。これを見てくれる?」
出されたのは今日発売の週刊誌。そしてそこには俺と、モザイクかかっている昴さんの姿があった
ジャニ
「単刀直入に聞く。彼女と君の関係は何だ?」
翔
「今は友達です」
ジャニ
「今はとはどんな意味だ?」
俺は隠さず話すことにした
翔
「今は友達です。彼女はどう思っっているかはわかりませんが、そのうち真剣にお付き合いをしたいと思っています」
ジャニ
「そういうことか。その子は櫻井にとって、大切な存在か?」
翔
「とても大切な存在です。居なくてはならない存在になっています」
ジャニ
「そうか…。分かった。出ていいぞ」
翔
「え?」
ジャニ
「彼女は櫻井にとって必要な存在なんだろ?だったら大切にしてあげなさい」
翔
「ありがとうございます!!」
そう言い俺は社長室を出た