• テキストサイズ

狐薊❪信長協奏曲❫

第1章 タイムスリップ



「まあ…いいわ。分かった。貴方を見かけだけでも大将と認める。けど!勘違いしないでよ?私の大将は信長さんただ一人!!他の誰が騙されても私は騙されないから」

びしっとサブローを指さしてそうまくし立てた
当の本人は、はぁ、なんて気の抜けた返事をしてくる

「それじゃあ、俺はこれから…信長として生きてく、のか?」

終いにはそんな事を言ってくるし

「やっぱ馬鹿!チェンジ!大将!チェンジでお願いします!!」

天井に向かって叫んでも大将は何処にもいない
変わりと言わんばかりに埃が舞散った
/ 39ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp