第5章 失恋しても大丈夫…私には友達がたくさんいる
私は、さつきに全部話した
そしてさつきまで、瞳をウルウルさせて
「辛かったよね…」
そう言ってくれた
でも
私
馬鹿みたい
勝手に青峰君のこと好きになって
勝手にカッコいいとか
ときめいて
勝手にヤキモチやいて
勝手に失恋して
勝手に泣いている
そう思ったら…
もう泣かないって
自分の中で
決断できた
「さつき…ありがとう…でも、もう大丈夫…」
「本当にぃ!?」心配そうな顔で私を見つめるさつき…
「うん!!!!!!!だって私にはさつきがいるじゃん!?」
「咲美…」
「私にはバスケもあるじゃん!」
「咲美…泣きたい時とか
辛い時は
1人になっちゃ
ダメだよ」
笑い泣きしてるさつきはそっと私を抱き寄せた
「ありがとう…さつき…」
もう泣かないよ
あしたから、いつも通りの日々が始まる
きっと
みんなと
楽しい思いで作れるよね!?
私にはいっぱい
大切な仲間がいる!!!!!!!!