• テキストサイズ

きっと君は

第7章 新しい学校←展開はやすぎとか言わんとってね


「なぁ、おいってば!!」

はっとして丸井の手を離す。

「ごめん、痛なかった?」

「いや、それは大丈夫なんだけどよ
何だよ急に引っ張って」

「あのさ、うちらが知り合いやってこと
秘密にしちょってもらえん?」

丸井は心底不思議そうな顔をしていた。
けど、私ははあくまで目立たないように
過ごしていたい。
始業式早々こんな目立つヤツらといたら
絶対それは無理だ。

イケメンは好き。
でも、好きなだけ。
めんどくさい事はなるべく避けたい。

「うち、あんま目立ちたくないがよね。」

「いやいやいや、その髪型してる時点で
目立たないとか無理だろぃ!」

的確なツッコミをありがとう。
けどな、前にも言ったが
赤髪のお前にだけは言われたくねーよ。

「さっきのやつも銀髪ロン毛やったやん。
とりあえず、あんま学校では関わらんといて。」

「んー、まぁよくわかんねーけど
そこまで言うんならわかったよ。」

「ごめんな。また東京まで来る機会
あるがやったら、また家寄ってってや。」

さすがに、学校から遠く離れた
自分の家なら学校のヤツらにもバレないだろう。
/ 31ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp