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きっと君は

第7章 新しい学校←展開はやすぎとか言わんとってね


「あれ!?
お前!!!!
希紗じゃん!!
なんで立海にいるんだよぃ!」

「丸井...。」

まぁ、いるんだろうなとは
思っていたけど。

まさかこのタイミングで。

「何じゃ、おまんら知り合いか?」

ほらめんどくさい。
せめて学校では何の関わりもなく
過ごしたかった。

(説明がめんどくさくなる。)

「休みの間にたまたま知り合っただけだよ。」

「ほー、その割にはだいぶ親しそうじゃの。」

「あんたには関係ないでしょ。」

仁王雅治。
好きなキャラだったよ。
でもなんか、実際見てみると
ちょっと苦手なタイプだったっぽい。

飄々として掴めない感じ。
何もかも見透かしたような目。

あと、女関係がだらしない。

(これでほんとに中学生かよ)

「なんでお前らそんな険悪なんだよ。」

そう言って噛んでいたガムを
膨らます丸井。

「別にそんなんじゃないよ。
あと丸井。ちょっと来て。」

「お、おう。」


訳が分かっていない様子の
丸井を引っ張っていく。

「あ、におー!
幸村くんがよんでたぞー!
さっさと行って謝ってこいよー!」

「俺は何もしてないぜよ。」

仁王がクツクツ笑っているのが見えた。
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