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姫と紫煙の蝶
第6章 幼馴染みと思い〔後編〕
「その侵入者は、今どうなってるの?」
彩菜は、船内に突如現れた侵入者の様子を色葉に聞いた
「また子、お姉ちゃんが、見に行くって、言ってた」
「そう、また子が居るのね」
その様子を聞きながら、向かっている最中、
ドォン!!!
「「!」」
大きな爆音と揺れを感じた
「彩菜様…」
まだ幼い色葉は、不安そうに彩菜を見つめる
「大丈夫よ。あなたは、何も心配しなくていいからね」
そう言いながら、色葉の頭を撫でる彩菜
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