• テキストサイズ

姫と紫煙の蝶

第5章 幼馴染みと思い〔前編〕



「ねぇ、万斉」

「どうしたでござるか?」

「岡田似蔵、知らない?」

「さあ、知らないでござる」


彩菜が似蔵を捜していたのは、ある理由がある

最近、似蔵がふらふらと何処かに出かけている

そして、それと同時期に江戸では、辻斬りが出没していると言う噂を耳にした


「(多分、今起こっている辻斬りは、アイツがしたと見て、良い)」

「似蔵のヤツ、最近調子に乗ってるっスよ」

また子は、似蔵が嫌いらしく、何時も毛嫌いしている


/ 68ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp