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姫と紫煙の蝶

第4章 桜刀と盲目侍



「紅桜ねぇ……」

彩菜は、紅桜に関する書物を読んでいた

紅桜は、まさに妖刀と言っても過言ではない程、美しい刀

「はあ……。一度でも良いから、使ってみたいな」


人を魅力する刀であるが故、紅桜は名刀

その紅桜を使いたいと思う者も、少なくない

勿論、彩菜また例外ではない。彩菜はその刀に、興味を抱いていた


「何してるのでござるか?」

ふと、万斉が声をかけた

「あ、万斉。いや、コレを見てただけよ」

そう言って、紅桜の書物を見せる


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