第8章 聞かれたくない話は、人に言わない
新「銀さん?もしかして瑠維さんって・・・」
新八君は気が付いたみたい。
神楽「何アルカ?わからないアルヨ?」
神楽ちゃんは全く気が付いてないみたいだけど・・・
銀「お前が何してたのかは、知らねえ。けどな、辛いことは一人で抱え込むよりは、誰かに聞いてもらったほうが楽になるんだぞ?って、瑠維は分かってんのか・・・」
『ありがとう・・・銀時』
新「そうですよ。瑠維さんの昔のこと聞いたって、過去は過去でしょう?って、今あったばかりの人に言われても、説得感無いですね。」
神楽「何の話してるかは、わからないアル。でも、私は瑠維のこと気に入ったアルヨ!!持つべきものは友達アル!!」
本当に優しくて暖かい。
銀時が打ち明けた理由もわかるよ。
『私ね・・・・・』
初めて人に甘えてみようと思った瞬間だった。