第8章 聞かれたくない話は、人に言わない
新八side
瑠維さんは、ゆっくりと、一つ一つ噛みしめるように話し始めた。
簡単にまとめてしまうと、
瑠維さんは、昔、銀さんと同じく、攘夷志士だった。
その時の通り名は、「舞鬼神」。僕でも知っている名前だった。
攘夷戦争が終わった後は、本当にいろいろな星を旅していたらしい。(この時、銀さんは本当にびっくりしていた。)
そこで、春雨に誘われ、やることがなかったので、春雨に入ったそうだ。
春雨に入ってからは出世街道まっしぐら。
春雨の雷槍と呼ばれる「第七師団」の団長だったらしいが、「高杉」と、出会い、江戸の様子を知るためにここ、歌舞伎町に来たそうだ。
銀「お前・・・何かすごいことしてたんだな・・・」
銀さんは若干引き気味だ。
神楽「グァ~~~・・・
グオ~~~~~~・・・・・」
神楽ちゃんは爆睡していた。