第8章 聞かれたくない話は、人に言わない
新「じゃあ、僕も帰りますね?」
新八君がそういって帰ろうと立ち上がると、銀時が呼び止めた。
銀「待て、ぱっつあん。」
新「何ですか?夕飯作らないといけないんですけど・・・」
神楽「そうアルヨ!!早く帰らないと、姉御が怖いアル」
銀「瑠維」
『へい?』
いきなり話しかけられたので変な声が出てしまった。
銀「へい?ってなんだよ・・・」
『銀時、ほんとにごめん。心配かけて・・・』
銀「ああ?もういいよ、そんなこたぁ・・・」
『で?なに?』
銀時は真剣な表情をした。こっちも自然と顔が引き締まる。
銀「神楽と新八はな、俺の昔のこと、知ってんだよ」