第7章 瞳孔開いてても、優しい奴はいる。
『ちょっと、銀時。それどういう意味?』
聞いてみると銀時はニヤリと笑って見せた。
銀「確かに見た目は女だな。それはわかってる。美人だし、スタイルいいし?外面は完璧だな」
『・・・要するに、私は以上に腹黒いと?』
銀「ああ。それに、男のことを笑顔でぼこぼこにする女子がどこにいる?」
神楽「姉御が居るネ!!」
銀「神楽ちゃ~ん、あの人はね、魔王なの、人間じゃないんだよ?」
神楽「マジあるか!!姉御スゲエアル!!」
『・・・誰の話?』
一番近くにいた、土方さんに聞いてみた。
すると、新八君のお姉さんらしい。
銀「でだな、瑠維?正直に言えよ?」
『うん。』
銀「さっき土方君がフォローしてくれた時、内心ほくそえんだろ?」
は?
まあ、ほくそ笑んだといえばそうだけど、本人の前で言うのはどうかと思うんだけど?
神楽「瑠維は、そんなこと1%も考えてないアルヨ!!ね?瑠維?」
・・・神楽ちゃん、ごめんね
90%ぐらい思っちゃったよ。ごめんね。
銀「い~や、瑠維は、絶対90%は思ったな」
神楽「そんなことないアルヨ!!瑠維は、心も体も女の子アルヨ!!」
うん、ほんとごめん。
許してください。