第20章 本当に強い人は努力する (柳生編)
新「ああ!?」
近「トシ!!」
『・・・チャンスじゃん・・・』
一人だけ的外れな事言ってますけど、それ私ですから。
下からの奇襲がやりやすい状況、それに水を使えば、いくらでも攻撃のバリエーションが作れる。
さあ、真選組の副長さん?本気を見せてくださいな。
フッ
とトシの体が動いた。それに、先程までの動きではない。
『行け・・・』
刹那、リーゼントの立っていた橋に大穴が開き、下からトシが飛び出してきた。
だが、それは読まれていたようで、軽く受け流されてしまった。
北「まだやるのか」