第20章 本当に強い人は努力する (柳生編)
ドゴォン!!
という大きな音が少し離れた所から聞こえてきた。
『うるさっ!!』
そう思いながらも、音のした方に駆けていくと、新八くんと近藤さんが居た。
『何事ですかぁ!?』
近「トシが戦っているんだ」
新「でも、あの人強いですよ!?」
ふうん・・・なるほどねぇ・・・
『擬餌を撒いてんだ・・・ちょっと、トシにはきついだろうなぁ・・・』
新「ええ!?瑠維さんも土方さんのクセ、知ってるんですか!?」
『う~ん・・・真選組っていう職業柄考えたら大体・・・ね?』
私だったら、擬餌ごと叩き斬るけどな・・・でも、難しいかな・・・
そう思っていると、トシが叩き上げられ、そのまま池に落ちた。