第11章 孤爪研磨2
ー孤爪sideー
孤「っあ、ん…っひゃ…ッ」
掌に泡をたっぷりと乗せ、それで俺のカラダを洗う玲央さん。
優しく、ゆっくりと手を滑らせられ、触られれば行為の後と言えど身体に熱が溜まっていく。
孤「ぅっ…ふ、ッんん…っ」
玲央さんは俺のカラダを洗ってるだけ。
そう考えてても、身体は微かに揺れて、敏感に反応してしまう。
そんな俺の耳にクスクスと玲央さんの笑い声が届いてきた。
『洗ってるだけなのに…。研磨、なんでココ…こんな風になってるの?』
孤「っん、ひッぁ、ごめ、なさ…ッあ!」
触られていないのに勃ち上がり始めたモノを玲央さんがゆっくりと上下に擦る。
泡によって摩擦が無くなり、ふわふわ、ぬるぬるとした感触が与えられた。
孤「あっあっ…ん、アッ」
ゆっくりとした手の動きがもどかしい。
もっと激しく、強く、シて欲しい。
そう思ってれば、玲央さんが俺のモノから手を離してしまった。
孤「っ…あ……」
思わず声を漏らす俺。
そんな俺を見て玲央さんは小さく笑みを零した。