第8章 赤葦京治1
赤「あ、あ…ひ、ぅ…」
目の前がチカチカする。
快楽からか、涙が零れ頬を濡らした。
『はは、京治イっちゃったの?ほら、頑張って。俺を気持ちよくさせるんでしょ?』
顔を引き寄せられ、優しく唇にキスを落とされた。
それに促されるように俺はゆっくり腰を上下し始める。
赤「っあ、あぁッ…く、ぁ、んッ」
腰を下ろす度に自分の体重で奥深くまで入って来るモノ。
そしてその度にイきそうになる。
でも、耐えなきゃ、我慢しなきゃ。
玲央さんを気持ちよくさせたいから。
『っはぁ、京治…』
甘い息を吐いて俺の名前を呼んでくれる。
玲央さんのモノが硬く、熱くなってる。
嬉しい、俺で感じてくれてる。嬉しい。
赤「ぁ、ん、ふぅッ…イく、イく、玲央さ、あ、んぅッ」
『ん、いいよ。京治…一緒に、ね。』
絡められた指と指。塞がれた唇。
玲央さんと全部、全部繋がってる。
赤「ん、ぁ、ンンッ、ふ、ぅッんー!」
俺のナカに熱い白濁が放たれる。
気絶寸前に見えた玲央さんの顔。
俺で満たされてくれた顔。
満足感でいっぱいになった。
この先もずっと、貴方を満たしたい。
貴方を満たすのは、俺だけで。
…Fin.