第8章 赤葦京治1
赤「あ、ゃ…いじわる、しなぃで…ッん、ぁあッ」
もっと深いところを弄って欲しいのにしてくれない。
入口だけ触られて、焦らされて、ナカがもっと熱く、ヒクついてる。
赤「ん、玲央さ、やぁ、んんッ…ふぅっ」
熱を含んだ視線で玲央さんを見つめる。
玲央さんがニヤッと笑ったのがわかった。
『じゃあ、さ。自分で弄ればいいんじゃないの?京治?』
"見ててあげるからさ"
そう言って楽しそうに目を細めて俺を見る玲央さん。
自分で自分のナカを弄る…。
しかも、玲央さんが見てる前で…。
頭がそれを理解する前に玲央さんが俺の手を後ろへ持って行く。
赤「ぁ、え…?…っひ…ッ」
つぷ…と音を立てて俺の指がナカに入る。
自分の指なのに俺のナカはきゅうっとそれを締め付けた。
『どう?自分のナカ。いつもそうやって俺の指締め付けてるんだよ?』
耳元でそう囁かれ、ゾクッとした痺れが走る。
ナカは俺の指をさらに強く締め付けた。