第1章 菅原孝支1
菅「ンッんっ…ぁンっ…あっ」
いっぱい我慢する。
俺、頑張るよ。
だから、だから……。
俺の目から零れる涙。
はやく、はやく。
はやくしないとワルイ子になっちゃう。
イきたい、イきたい。快楽に呑まれたい。
はやく、お願いだから。
『孝支』
ふいに呼ばれた名前。
掠れた声で"ハイ"と返事をした。
『頑張ったから褒美あげないとね。どうしたい?』
どうしたい?
そんなの決まってる。
菅「ぁ、く、ンッはぁ…イかせてぇッ」
『はは、可愛くおねだり出来たら、ね?』
おねだり…。
おねだりすればイかせてもらえる。
するから、おねだりするから、お願い。
菅「おねが、いしますッぁ、ンッイかせて、くらさいっ玲央さ、んっイきたいれすッ」
『うん、いいよ、孝支』
"イきなよ"
待ってた言葉が囁かれる。
菅「ぁ、ぁンッん、は、あぁぁんッ!」
カラダがビクビクと痙攣する。
俺のモノは脈打ち白濁を吐き出した。
目の前がチカチカ、クラクラする。
焦らされ続けた分、ものすごい快楽が襲ってきた。