第7章 月島蛍1
ー月島sideー
月「あ、あッ…ン…っ」
『蛍のココ、勃って濡れてる。触ってないのにイヤらしいですね』
耳元でそう囁いて、舌で僕の耳を弄る玲央さん。
目隠しされてるから聴覚が敏感になって、水音が余計いやらしく聞こえる。
それに年上の玲央さんに敬語を使われてるのも堪らない。
月「ぁ、や…ッん、んんっ」
頭上で拘束された手、開脚したまま固定された脚をわずかに動かしてもどかしい刺激に耐える。
さっきから耳や首、鎖骨ばかりを弄られる。
これじゃ足りない、イけない。
月「あっ…や、ちゃん、と、触って、くださっん、あんッ」
いきなりきた刺激。
でもそれは待っていたものではなかった。
『ココも触ってないのに尖ってる。変態ですね、蛍は』
月「ぁ、やぁ…ッちが、それじゃな、ぁあっ」
胸の突起を押しつぶされ、堪らず声を漏らした。
その後にヌルッとした熱い感触。
月「ん、ふぅッ…ぁ、ンンッ」
舐められてる。
待っていた刺激ではないけど、気持ちよくて仕方ない。
ちゅうっと音を立てて吸われ、ビクッとカラダが揺れた。