第6章 影山飛雄1
ー影山sideー
カラダが揺れる度に手足に縄が食い込む。
痛い、痛いけどそれさえも快楽に繋がる。
影「あ、アァッ…ゃ、むり、むり、あぁんッ」
カラダを仰け反らせ、欲を吐き出し俺はイった。
頭がボーっとする。
もう何回イったんだっけ。
それを考えようとすると俺のナカで玩具が暴れだす。
影「っあンッ…ゃ、も、出な、んッむりぃ、アッ」
『そう言ってさっきから何回もイっちゃってるの誰?』
そんな俺を楽しそうに見つめる玲央さん。
影「あ、あっひ…ンッや、らぁっ…も、止めて、ん、はぁ、ぁあッ」
イって、イって、なにも考えられないくらいにイった。
飲み込めなくなった唾液が俺の口から零れる。
『ははっ唾液こぼしちゃってさ、イヤらしいね』
指でそれを掬って自分の口に含む玲央さん。
その光景に俺の胸はドクンッと高鳴った。
影「ん、ふぅッ…玲央さ、ほし、ぃっん、あっ」