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君のためなら。

第1章 プロローグ


僕は影だ。

君の思い出の中で、特別な存在になりたいなんて思わない。
僕はただ、君の側にいて、君の中で僕は僕しかいない。
そんな存在になれればそれでいい。

……そう、思っていたんだ。



あいつが来るあの日までは―――――。




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