第12章 【あとがき】
【おおかみ少女と不二王子】
これは最初は桜の木シリーズではなかったのですが、今回このシリーズとして加筆修正しました。
最初は作者処女作の話で、不二くんが英二くんの彼女を好きな悲恋の話があって、それがあまりにも不憫で、これは不二くんを幸せにせねば!と書いた作品です。
不二くんはとにかく甘くかっこよく!と言うことでシンデレラの王子様になってもらいました。
この作品ありきで乾くんの話にも文化祭を取り入れました。
ところで、不二くんは他の作品のナイスアシスト賞ですね。(英二くんだけはいじられてますが。)
自分で書いておいて何ですが、かっこいいです。
【大石の大罪】
これは想い人に彼女がいる手塚くん編や、幼なじみ同士の不二くん編とかぶる設定ではあるのですが、それぞれ違うパターンになるよう意識しました。
大石くん、良い人過ぎるからだまされるし、なかなか本当の気持ちに気付かないし、ちょっと情けない感じですが、最後はビシッと決めてくれたので良かったです。
ところで、このお話のライバルちゃんはかなり小憎たらしいのですが、作者からかなり好かれています。
こんな中2は実際いたら友達いなそうですが、彼女はきっと強く生きていくでしょう。
【菊丸ステップ】
日頃からゲームのように短期間じゃなく、一年くらいかけてゆっくり学園恋愛したいと思っていてこれを書きました。
私の中でヒロインちゃんはもともと英二くんが気になっていて、だからクラスもチェックしていて、最初はそうでもなかったけど徐々に積極的になる設定です。
ただ今回追加執筆したクリスマスだけかなり積極的になってしまいました。
私の書く英二くんは私好みに作り上げられていて、原作やアニメの英二くんファンには不満かもしれません。
でも私はこの英二くんとヒロインちゃん、大好きです。
以上、それぞれのお話の後書き?でした。
epilogueは英二くんの流れのまま卒業式の打ち上げにしたので、季節はずれ感半端ないですが、私も無事に桜の木シリーズから卒業できたので、このエンディングで良かったです。
最後になりますが、沢山の方々に読んでいただけて、どれだけ感謝してもしきれません。
沢山の小宮山璃音さん、本当にありがとう。
作品のキャラ達以上に幸せな作者です。
最後にもう一度、本当にありがとうございました。
りおん