第4章 牛島若利 〜告白の方法〜
彼女の肩を押すと背中が照明のスイッチが埋め込まれた壁にぶつかり、まるでを追い詰めるように、俺と壁で挟み込む。
両肩を押しつけて、ゴクリと飲み込む生唾。
よし!押したぞ!次は、告白だ!!
『俺はが好きだ。』
「、、、えっ!!?、、、あの、、好きって、、」
『言葉通りの意味だ。お前と、恋人になりたい。』
あからさまに困った表情をする。
やり方を間違ったか?
しかしここまで来たらもう後戻りは出来ん。
無言の時間がいたたまれない。
「その、は特定の人間はいるのか?」
『、、か、彼氏ですか?、、いませんけど。」
「なら俺を選べ。」
『そ、そんな突然、、、。』
『俺が嫌いか?』
「き、嫌いじゃないですよ!?牛島先輩の事、尊敬してますし。」
『なら問題ないだろ。これから、好きになれば。』
「えっ、、えっと、、、
、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、
、、、、、、、、はい。』