• テキストサイズ

AO-HARU 〜HQ夢短編小説〜

第2章 【SO】月島蛍 〜マワル、ユレル、ヲモイ。〜





「頂上だから。」



自分でジンクスの話した癖に、彼女は顔を真っ赤にして驚きを隠せない表情をする。



「ジンクス。」



ちゅ、、、



『、、ん、、あのっ、、、』



ちゅ、、、



『つきしま、く、、、ん、、』


「こうしてたら、高い所とか関係ないデショ。」



彼女の唇の隙間から、舌を侵入させ深いキスをすると、彼女は息を上げて、それに答える。

どちらからともなく、唇を離し、見つめ合い、また重ねる。

細い肩を抱き、熱い吐息が混じり合い、空いた手で白いワンピースから伸びた細い太腿を撫でると、とろけた顔をするからタチが悪い。

やらしい顔。



『ん、、、。月島くんしか、見えない。』


「いつも僕しか見えてない癖に。」



ちゅ、、、

、、、くちゅ、、ちゅ、、




観覧車は頂上を通過し、景気は次第に近くなる。


あと何分だろうか。




キスを重ねる度に、想いが形になっていく。





「さんのお願い、

叶えてあげてもいいよ。」






キミの笑顔の隣は、僕だけのもの。







end.




/ 43ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp