第2章 沖田さんとの甘い夜
ふぅ、今日もお仕事お疲れ様。
自室に向かうと沖田の自室から、
明るい光が、漏れていた。
「ん?」
そろっと
覗くと、そこには美味しそうに
お団子を食べている。沖田がそこにいた
「なっ!」
「げっ、ゆいちゃん」
「げっ、じゃありません!
こんな夜遅くに、甘味は、ダメですっ!」
「えー。でも、こんな夜遅くに
男の部屋に来るのもどうかとおもうなぁ~。それに、恋仲(恋人)の部屋に」
「っ!そっそうですねっ!し、失礼します!」
そう言うと沖田が、私の腕を掴み
「逃がすわけないじゃん」
「へっ?!」
という、すっとんきょうな声は
誰にも聞こえることなく、屯所のなかで
消えてった、