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【ハイキュー!!】木下久志短編集
第7章 【越えられないとは限らない】
そして試合開始、木下久志はやはりウォームアップゾーンにいた。応援の声を上げる自分、進んでいく試合、ふとゾーンを囲う線に目を落とす。
"次お会いする時はどんだけ打たれても拾います。"
あの時の志野健吾の言葉が蘇った。
ああそうだなと木下は思う。
この線を越えられないとは限らない。
終わり
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