第4章 勢揃い。
村「なんか嫌やわ、お兄さんは」
錦「せやんなぁ。お姉さんやろ、やっぱり」
安「ほんなら、お天気お姉さんでえぇよ」
横「なんか、そのちょっと上からなんが腹立つわ」
錦「お天気お姉さん言うたら、毎朝…」
抜き足、差し足、忍び足…と
再びくノ一な気分。
お天気お姉さんの話題で
盛り上がり出した彼らから
少しずつ離れて行く。
が…
渋「…………どこ行くねん」
ギクッと肩が上がる。
振り返れば、無表情な渋谷くんと
盛り上がってたはずの6人の目線が
私へ向けられている。
なんで呼び止めた、渋谷くん。
丸「待ち給え言うたやーん、セニョリータッ」
と、私の前まで寄って来た丸山くん。
セニョリータって
私の事やったんや…