第3章 昼休み。
今、図書室で
お母さんお手製の
うずらのスコッチエッグを口に入れたとこ。
今日も美味しい。
このスコッチエッグさえあれば
私は無敵やねん。
入れてくれる時は必ず2個入り。
最初に1個食べて
次は他のおかずを食べきってから
最後の1個をゆっくりと食べる。
これが数少ない至福の時
なのに…
渋「何それ、うまそう」
「え、あ、ちょっ…」
お弁当箱からスコッチエッグが攫われて
そのまま渋谷くんの口へ。
わ、私のスコッチエッグが…
渋「あ、うまい」
と、指についたソースを舐める姿にときめいた
…方が良いんやろか?