第2章 見た目。
語尾を上げたり下げたり
伸ばしたり短くしたり
にゃーにゃー言ってる。
その光景があまりにもシュール過ぎて…
「もっ、もう良いです!大丈夫です!」
と、言い出しっぺの自分が止めに入る。
止められた渋谷くんは
もうえぇん?みたいな顔で
納得してへんみたいやけど…
これ以上したら
渋谷くんファンの人達に申し訳ない。
渋「ほんなら、なってくれんねんな?」
「………はい、なります。ならせていただきます」
渋「後から、やっぱ無理ですーとか無しやぞ」
「言いません。言うたからには守ります」
渋「ほんまやな?」
「はい。不束者ですがよろしくお願いします」
と、挨拶をすれば"おー、よろしくな"と嬉しそうに笑われる。
私達は、今日友達になりました。