第2章 見た目。
男の子からすれば
にゃー、なんて
恥ずかしいから言わへんやろうし
これで帰れる!と思ったのに…
渋「そんなんでえぇんや」
「へ?」
渋「にゃー」
「っ!?」
どういう事…?
恥ずかしがられるどころか
呆気無く鳴かれたんやけど…
それもめっちゃ真顔で。
「あっさり過ぎです…」
渋「鳴いたらって言うたやん」
「言いましたけど…恥ずかしがって諦めてくれるかと思ったんですっ!」
渋「甘かったな。基本あんま何しようが何言おうが恥ずかしいとか思わんから…あ、何やったら納得するまで鳴いたろか?」
「えっ…」
渋「にゃー…いや、にゃあか。それとも、にゃあー?」