• テキストサイズ

初 恋 ア ン ブ レ ラ

第10章   片想い同盟。


 「へ、変じゃない…?」

香「大丈夫大丈夫」

 「で、でも…」



慣れないグロスの感覚。

前髪も分け目がついて
いつもとは少し違う自分。

この状態で渋谷くんの前に
出て行くのが恥ずかしくなって来た。

戻りたくない…

やから鏡の前から動けないでいる。















香「……ほら行くよ」

 「え、あ、ちょ…」




立ち止まったままの私へ
痺れを切らした香絵ちゃんに
引き摺られるようトイレを出る。
(香絵ちゃんの力には逆らえない)

強引に連れ出され
みんなが待ってるであろう
さっきのベンチへ着くと
渋谷くん達と他校の女の子達が
楽しげに話ししてて…










渋「ありがとう、」



たまに見る優しい笑顔。

その笑顔は女の子達に
向けられていた。
/ 256ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp