• テキストサイズ

初 恋 ア ン ブ レ ラ

第9章   好きなタイプ。


 「(ふぅ…)」



用を足して出たら
ケイコちゃんともう1人の子は
居なくなってて。

生温い水道の水で手を洗い
スカートが濡れへんように
ポケットからハンカチを出す。

手を拭いて廊下へ出ると…













渋「………………」




それはもう何があったんや、っていうくらい
眉間に思いっ切り皺を寄せた
恐ろしい表情で睨みを効かせてる渋谷くん。

そんな睨みの犠牲にあってるのは
ついさっきトイレの鏡の前で
髪をいじってたケイコちゃん。

渋谷くんと腕を組んでくっついてる。















 「もう忘れたん〜?3組の高城景子やで」




………あれ?

付き合ってるんやないの?




っていうか、そもそもなんで
こんなとこに渋谷くんが居んのよ。
/ 256ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp