• テキストサイズ

初 恋 ア ン ブ レ ラ

第2章   見た目。


渋「ここに居ったんや」



先に帰ったはずの彼が居た。

また全身が強張る。


なんで居るの?










渋「なかなか来うへんから、めっちゃ探した」

 「ご…ごめんなさい」



と、謝ってはみたものの

謝る必要があったかな?
別に何かを約束してた訳ちゃうし…

あ、もしかして怖い?っていう
質問の答えが不服で
制裁を加える為に
わざわざ探したんかな?

それとも、カツアゲ?


どうしよ、手持ち1000円しかあらへん…












 「ご、ごめんなさい!」

渋「は?」

 「嘘つきました!ほんとは怖いです!」




近付いて来る渋谷くんが怖くて
咄嗟に日誌で顔を隠す。

だけど、足音は止まらなくて…











 「お金なら渡すのでっ…殴るのだけは…」



しないで下さい、と言う前に
足音が止まった。
/ 256ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp