第8章 おでこに…
「ごめんなさい…」
渋「えぇよ、おもろいもん見れたし」
「おもろいもん…?」
渋「うん、めっちゃおもろかった。せやから許したるわ」
なんて笑う渋谷くん。
やっぱ怒ってるんやんか。
許したるわ、と言うてる時点で。
「気を付けます、次からは…」
渋「何を?」
「飲みかけを差し出さない、ビビらない」
渋「ビビらんのは無理やろ」
「がんばります、」
渋「んじゃあ、がんばれんかったらどうする?」
「えっ、」
渋「ペナルティー付けた方ががんばり易いやろ?」
「そ、そうですけど…」
いきなりペナルティーとか言われても…
何も浮かばへんのやけど。
うーん…