第1章 夏の思い出作り(赤)
ずっとゲームして時間潰してたら
可奈達が帰って来て
海臭いから、と
二人で露天風呂行って
それがやけに長かった。
何してたかなんて
大体想像はつく。
その想像が正解なら
私ってのは、ただのお邪魔虫のような…
と、考えてたら
いつの間にか夕飯を迎えてしまったという。
「ちゃん、昼間はどうしたん?」
「…………え?あ、変な店員さんにナンパされたから、ちょっとむかついて」
「えっ!?どんな人!?」
「なんで食い付くの、良輔くん」
「連絡先、交換したっ?」
「可奈まで。してへんし」
「「なんでっ!?」」
そんな声揃えて言われても…ねぇ。