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今 夜 か ら は 。

第4章 お鍋の日。


 「ま、待ってないです…」

 「なら、良かった。ごめんな?わざわざ出て来て貰って」

 「いえ…」

 「とりあえず行こか。すぐそこやから」

 「はい…」



先に歩き出した渋谷さんの後ろを
一定の距離を保ちつつ着いて行く。

さすがに隣へ行くのは気が引ける…
あまりにもかっこ良すぎて。

あと、男の人と2人で歩く時の距離感ってのが
いまいち分からないから。

男友達が居ないって時には不便。














 「今日、めっちゃ寒ない?」



急に振り向かれ
びっくりして立ち止まる。
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