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今 夜 か ら は 。

第2章 月明かりの下での出来事。


向き合ってると
左とか言われても反対だから
ややこしいよね。

とりあえず前髪全体を
ぶわぁーっと払ってみるも
やっぱり何か落ちて来る形跡はなし。











 「………ちょっと来て。取った方が早いから」

 「あ、はい、お願いします」

 「取れたで」

 「…………ありがとうございます」

 「ヤスを連れて来てくれたお礼」




隔て板越しで見る柔らかい笑顔が
私の心を掻っ攫おうとしていた
月明かりの下での出来事。
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