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今 夜 か ら は 。

第2章 月明かりの下での出来事。


カラカラカラ…と音がし
またその男前な顔が
こちらへ向けられる。

ぶつかった目線に胸が高鳴り
大きく脈を打ち始めた。



初めてではないこの感覚。


久しぶりだぁ…











 「………何してたん?こんな寒い中」

 「月、見てました」

 「月?あー…綺麗やもんな」



と、空を見上げる横顔。

その視線を追いかけるように
また月へと目を向けた。
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