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今 夜 か ら は 。

第2章 月明かりの下での出来事。


隔て板の向こうにある横顔が
こちらへと向いた途端に
驚いた表情へと変わった。











 「こ、こんばんは」

 「えっ、あぁ…こんばんは」




私の挨拶に会釈をしてくれる。

今日が初対面で
普通なら気まずくなるような
この状況も何でか全然無い。
(緊張はしてる)

それは私だけかもしれないけどね。












 「渋やん、寒いから閉めんでー?」


さっきの彼の声に
顔だけ後ろへ向け
おー、とだけ返事をした。
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