• テキストサイズ

今 夜 か ら は 。

第9章 溢れる想い。


ベッドサイドにある
暗めの明かりが照らす
渋谷さんの表情は
今までに見た事が無いくらい
凄く真剣で…


体に触れる綺麗な指。

耳元で私を呼ぶ声。

しっかりと私を抱き寄せる
細いのに筋肉のある腕。


全てが温かくて優しくて…

胸の中で溢れ出した想いを
言葉にしてしまいたかった。






好きって。

だけど、私の想いに
返される言葉が
何も無いのは分かってる。


だから、何度も呼ぶの。


愛しい貴方の名前を…
/ 417ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp