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今 夜 か ら は 。
第9章 溢れる想い。
「ごめんなさい…」
「あかんで、あんま待たせたら。最近眠くなんの早いねんから」
「……………ふふっ…」
思わず笑う。
どうやら私は渋谷さんのおじいちゃんのような、おじさんのようなとこに弱いみたい。
「おじいちゃん、寝なくて大丈夫ですか?もうとっくに19時過ぎてますよ」
「言うようになったな、ちゃん」
「あ…ごめんなさい、つい…」
「許さへんわ」
「えっ、あ…」
顎をクイッと持ちあげられ「要らん事言う子にはお仕置きや」だなんて意地悪な笑みを浮かべ私の唇を奪った。
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