• テキストサイズ

今 夜 か ら は 。

第9章 溢れる想い。


 「ごめんなさい…」

 「あかんで、あんま待たせたら。最近眠くなんの早いねんから」

 「……………ふふっ…」




思わず笑う。

どうやら私は渋谷さんのおじいちゃんのような、おじさんのようなとこに弱いみたい。




















 「おじいちゃん、寝なくて大丈夫ですか?もうとっくに19時過ぎてますよ」

 「言うようになったな、ちゃん」

 「あ…ごめんなさい、つい…」

 「許さへんわ」

 「えっ、あ…」



顎をクイッと持ちあげられ「要らん事言う子にはお仕置きや」だなんて意地悪な笑みを浮かべ私の唇を奪った。
/ 417ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp